VPSのゲームサーバーに接続できないときの確認順|アドレス・ポート・サービスを切り分け

VPSのゲームサーバーに接続できないときは、クライアント側の入力とサーバー側の状態を分け、接続先アドレス、ポート、ゲーム側の版、サーバー状態、サービス状態の順で確認します。途中で設定値を推測して変更せず、利用中のVPSとゲームの公式案内にある項目だけを照合してください。
先に確認する6項目
| 順番 | 確認対象 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| 1 | 接続先アドレス | ゲームクライアントに入力したアドレスを、サーバー側の案内と照合する |
| 2 | ポート | アドレスとは別に、指定されたポートが入力されているか確認する |
| 3 | ゲーム側の版 | 接続に使うゲーム側の版と、サーバー側の想定を照合する |
| 4 | サーバー状態 | サーバーが停止していないか、利用中の公式画面や案内で確認する |
| 5 | サービス状態 | ゲームのサービス状態を、サーバー自体の状態とは分けて確認する |
| 6 | 環境固有の項目 | パケットフィルターなどを、利用中の環境の公式情報に限定して確認する |
1〜3は接続時の入力やゲーム側の確認、4〜6はサーバー側の確認です。対象を分けると、入力内容を見直す段階でサーバー設定を変更したり、サーバー状態だけを見て接続先を見落としたりするのを避けられます。
1. 接続先アドレスとポートを別々に照合する
最初に、ゲームクライアントへ入力した接続先アドレスを、現在使うサーバーの案内と照合します。アドレスの確認が済んだら、次にポートを別の項目として確認してください。アドレスだけを直してポートを以前の値のままにすると、確認した対象が変わらないままになるためです。
ポートの数値は、他のゲームや別のVPSの例から流用しません。利用中のサーバーの案内や設定に記載された値と照合し、特定の既定値をすべてのVPSに当てはめないことが必要です。入力を変えた場合は、アドレスとポートのどちらを変えたかを記録してから再度接続を試します。
2. ゲーム側の版を確認する
アドレスとポートが案内どおりでも接続できない場合は、ゲーム側の版を確認します。サーバー側の想定とゲーム側の版が一致しているかを照合し、版を変更する前に現在の値を記録してください。
版の確認方法や変更手順はゲームごとに異なります。具体的な版番号や更新方法を推測せず、利用中のゲームとサーバーの公式案内を基準にします。
3. サーバー状態とサービス状態を分けて見る
次に、サーバー自体が停止していないかを確認します。その後、ゲームのサービス状態をサーバー状態とは別に確認してください。サーバーが動作しているかどうかと、ゲームサービスが接続を受け付ける状態かどうかを同じ項目として扱わないことが、切り分けのポイントです。
管理画面の名称や確認操作はVPSごとに異なります。ここで特定の画面名やコマンドを共通手順として決めず、利用中のVPSの公式情報にある確認方法だけを使います。
4. パケットフィルターは環境の公式情報で確認する
接続先情報、版、サーバー状態、サービス状態を確認しても接続できない場合は、パケットフィルターの設定を確認する段階です。ただし、確認する値や変更する項目はVPSの提供元やゲームの構成によって異なります。ここで全VPS共通の設定値を当てはめず、利用中の環境の公式案内と現在の設定を照合してください。
XServer VPS for GameでMinecraftを使う場合
XServer VPS for GameのMinecraft公式FAQは、Minecraftサーバーの接続失敗に関係する項目として、サーバー停止、Minecraftサービス状態、パケットフィルター設定、ファイル所有権、CPU負荷、バージョン不一致、Watchdog関連の原因を列挙しています。
XServer VPS for GameのMinecraft公式FAQを確認する場合も、これはXServer VPS for GameのMinecraftという製品・ゲームの範囲の情報です。ほかのVPSや別のゲームに、そのまま共通する設定や接続条件として広げないでください。
XServer VPSでMinecraftを使う場合
標準のXServer VPS公式FAQでは、サーバー状態、サービス状態、パケットフィルター、ファイル所有権、CPU負荷、Watchdogの挙動を確認する、XServer VPSに固有の順序が案内されています。
XServer VPSのMinecraft公式FAQの項目を使うときも、対象はXServer VPSです。XServerのFAQを、すべてのVPSに共通する接続契約や設定手順として扱わないでください。
他社VPSや別のゲームでは公式情報を優先する
他社VPSや別のゲームを使っている場合は、XServer固有の確認項目や画面をそのまま適用しません。まず接続先アドレス、ポート、ゲーム側の版、サーバー状態、サービス状態を分けて確認し、その後のパケットフィルターなどは利用中の提供元とゲームの公式情報に合わせます。
公式情報に記載されていない設定値を推測して変更すると、どの確認で状態が変わったのか分からなくなります。変更が必要な場合も、変更前の値と確認した項目を残し、手順の根拠が確認できる範囲で進めてください。
確認結果を整理して次の対応を決める
再接続を試す前に、次の項目を順番に記録します。
- 接続先アドレスを案内と照合したか
- ポートをアドレスとは別に照合したか
- ゲーム側の版を確認したか
- サーバー状態を確認したか
- サービス状態を確認したか
- 利用中の環境に固有のパケットフィルターなどを公式情報で確認したか
この順番で確認しても接続できない場合は、利用中のVPSやゲームの公式サポート情報に沿って、確認した項目と結果を整理して相談します。XServerのFAQを使う場合は、対象がXServer VPS for GameまたはXServer VPSのMinecraftであることを明記し、別の環境へ一般化しないようにしてください。





