AI議事録の専門用語が誤変換される原因|辞書・録音・修正の確認順
AI議事録で専門用語や固有名詞が誤変換されたら、すぐに文字だけを直すのではなく、辞書・用語集、録音、文字起こし後の修正の順で確認します。会議前に正しい表記を整理し、次に誤変換箇所の録音を確認し、最後に保存した音声と文字起こしを照合して修正する流れです。
最初に確認する3つの対象
誤変換が見つかったら、次の順で確認します。
1. 辞書・用語集:対象の専門用語や固有名詞の正しい表記と、利用するサービスに登録・参照の仕組みがあるかを確認する。 2. 録音:誤変換した箇所の音声を聞き返せる状態かを確認する。 3. 修正:修正前の文字起こしを保存し、音声と照合したうえで、対象範囲を確かめて修正する。
この順番なら、用語の準備不足なのか、音声を確認できない状態なのか、文字起こし後の修正が必要なのかを分けて扱えます。原因を一つに決めつけず、各段階で確認できたことを記録してください。
辞書・用語集を確認する
まず、誤変換された語を正しい表記と並べます。略称、固有名詞、製品名など、会議で使う表記が決まっている語を一覧にし、表記ゆれも確認します。
利用するサービスに辞書や用語登録の機能がある場合は、登録できる語、適用される範囲、登録後に確認すべき場所をサービスの案内で確認します。辞書登録の機能があることだけで、すべての専門用語が正しく変換されると判断しないことが大切です。
LINE WORKS AIノートの公式記事では、業種特化型モデルや専門用語の認識例が説明されています。これは公式の製品説明であり、独立した精度測定を示すものではありません。機能の説明と、実際の会議での確認結果を分けて扱います。
録音を確認する
辞書・用語集を確認しても誤った表記が残る場合は、該当箇所の録音を聞き返せるか確認します。文字起こしだけを見て正しい語を推測すると、似た音の語や略称を取り違えたまま修正するおそれがあります。
確認する箇所は、誤変換された語だけではありません。発話の前後を含めて該当する音声を特定し、保存した録音と文字起こしの位置が対応しているかを見ます。音声を確認できない場合や聞き取りにくい場合は、推測で確定せず、要確認として残します。
重要な用語は、修正後にも音声と文字を照合します。正しい表記へ直したつもりでも、対象範囲を誤ると別の箇所まで変更する可能性があるためです。
文字起こし後に修正する
文字起こし後の修正は、次の順で進めます。
1. 修正前を保存する:元の文字起こしを別に保存し、修正前後を確認できるようにする。 2. 対象範囲を決める:誤っている語、置き換える正しい語、変更する文書や箇所を確定する。 3. 音声と照合する:特に重要な専門用語や固有名詞は、録音を聞いて表記を確かめる。 4. 修正後を確認する:置き換えた箇所と、同じ語が現れる別の箇所を見直す。
一括操作を使うか、箇所ごとに修正するかは、対象範囲を確認してから決めます。先に操作を始めると、どの箇所を変更したか追いにくくなるため、正しい語と対象範囲を先に書き出しておくと確認しやすくなります。
YOMELの一括修正を使う場合
注意:YOMELの一括修正を使う前に、修正前の文字起こしを保存し、置き換える語と対象範囲が正しいことを確認してください。誤った置換を戻せるかどうかは、利用中のサービスの仕様を確認してから操作します。
YOMELの公式supportでは、書き起こしテキストの単語を一括で修正する操作と、辞書登録について案内されています。利用する場合は、上の警告どおりに修正前の保存と対象範囲の確認を済ませてから、公式手順に沿って操作します。
YOMEL公式support:書き起こしテキストの単語を一括で修正したい
この一括修正の説明はYOMEL固有の操作案内です。別のサービスにも同じメニューや動作があるとは限らないため、他サービスではそのサービスの公式案内を確認してください。
公式情報と実際の確認を分ける
公式情報から確認できるのは、掲載されたモデルの説明や、特定サービスの操作案内です。これらを、あらゆる専門用語に同じように適用できる根拠や、誤変換がなくなる保証として扱わないでください。
会議で使う用語の正しい表記、該当箇所の録音、修正前の保存、修正範囲の確認は、記事やサービスの説明とは別に、その会議の記録として確認します。確認できないものを推測で埋めず、要確認として残すことが誤修正の防止につながります。
最終確認リスト
最後に、次の順で確認します。
- 誤変換した専門用語と、正しい表記を特定した
- 辞書・用語集や用語登録の仕組みを確認した
- 該当箇所の録音を聞き返せる状態にした
- 修正前の文字起こしをバックアップとして保存した
- 重要な語を音声と照合した
- 置き換える語と対象範囲を確認した
- 修正後の箇所と関連する箇所を見直した
専門用語の誤変換は、辞書・用語集、録音、修正を同じ問題として扱わず、確認できる順番に分けて管理します。YOMELの一括修正を使うときは、修正前の文字起こしを保存し、対象範囲の確認を終えてから公式手順に沿って進めてください。

